こんにちは!たかです!
家の顔とも言える玄関ドア。
おしゃれなドアや機能性の高いドアなど色々なメーカーからいっぱい出ていますよね。
デザインはいいけど性能が良くないものや、性能は良くてもデザインが気に入らないなど迷っていませんか?
我が家も玄関ドアは相当悩みましたが、スウェーデン製のガデリウスという玄関ドアにしました。
ガデリウスの玄関ドアは、木製ドアの雰囲気がよく断熱性が高いので、とても気に入っています。
今回は我が家が採用したそのガデリウスについてレビューしていきます。
この記事はこんな人におすすめ!
- 玄関ドア選びに迷っている人
- 新築やリフォームの間取りを検討している人
- 木製ドアを採用したいと考えている人
我が家が建てたパッシブハウス基準の家については、以下の記事でも紹介しています。
ぜひ他の記事もご覧ください。
我が家がガデリウスを採用した理由
ガデリウスって響きカッコ良くないですか?
歴史上の偉人とかでいそうな響きだと感じているのは私だけでしょうか。
ガデリウスとは「ガデリウス・インダストリー株式会社」という会社名の略で、主に輸入工業製品を取り扱っている会社です。
我が家がガデリウスの玄関ドアを採用した理由は、以下の3つです。
- 断熱性が高かったから
- デザインが良かったから
- 我が家が採用した窓メーカーがこの商品も扱っていたから
それぞれ順番に解説していきます。
ガデリウスの玄関ドアは断熱性が高い
我が家の家づくりのコンセプトは、寒くない家。
そのためには、断熱性や気密性が高い家にする必要があり、玄関ドアは特に重要なポイントでした。
玄関は、人が出入りする場所であったり、暖房が届きにくいので、寒くなりやすい場所です。
私の実家では、アルミ製の玄関ドアを採用していて、断熱性がとても低いドアであったため冬は玄関が寒く、玄関ドアが結露していました。
せっかく家の中を暖房を入れても玄関ドアから冷気が入ってきてはもったいないですよね。
パッシブハウス基準の家にするために、せっかく断熱材や窓にこだわったから、玄関ドアも結露しないものにしたいと思っていました。
ガデリウス以外にも数多くある玄関ドアの中から、特に断熱性が高い以下のメーカーを検討していました。
ドアメーカー | 熱貫流率 |
ガデリウス | 0.77W/㎡・K |
グランデル2(LIXIL製) | 0.89W/㎡・K |
イノベスト50(YKKAP製) | 0.90W/㎡・K |
断熱性が高い玄関ドアは、多くのメーカーから出ていますので、好みや条件に合わせた玄関ドアを検討してください。
また、断熱性は数値で確認できますので、性能で評価して選ぶことが重要です。
木製ドアのデザインが良い
ガデリウスを採用した理由は、天然木を使用したシンプルなデザインが良かったからです。
玄関ドアでその家の印象も変わるため、デザインにはこだわりたいですよね。
我が家はプロヴァンス風の家にしたかったので、玄関ドアはシンプルにしたいと思っていました。
また、季節のイベントに合わせて玄関ドアに飾りをつけたかったので、小さい窓が付いているものを採用しました。
クリスマスはリース、お正月は正月飾りなど季節に合わせた装飾をしています。
我が家が採用した窓メーカーがこの商品も扱っていて値引きできたから
家作りを失敗させないためには、コストも重要な課題です。
我が家は、性能は下げずにコストを下げるためエクセルシャノンというメーカーの窓を採用しました。
材料は一つのメーカーから多く仕入れた方が値引きなどもしやすくなるという理由もあり、エクセルシャノンが扱っているガデリウス社製のドアにしました。
窓をYKK APにしていたら、断熱性の高いYKK APのイノベストにしようと思いましたが、価格差などを考慮した結果、エクセルシャノンとなりました。
ガデリウスは60万円、イノベストは75万円
その差15万円は大きいです。
窓についてはこちらの記事で詳しく書いていますので、そちらもチェックしてみてください
ガデリウスを使ってみたデメリット
デメリットで悩んでいるわけではありませんが、ガデリウスのデメリットを2つ紹介します。
スマートロックがついていない
ガデリウスの玄関ドアは、スマホやカードをかざして解錠できるスマートロックがついていません。
スマートロックは絶対に採用したい設備でした。
しかし、ガデリウスの玄関ドアに決定後、スマートロックがないことに気づき、絶望しました。
スマートロックがついているドアノブに変更できないかをガデリウス本社にも相談しましたが、当然つけられるわけもなかったです。
すぐに玄関ドアをスマートロックがついているものに買い換えようと思いました。
いろいろと調べた結果、後付けで玄関ドアをスマートキーにできるキュリオロックなるものを発見。
キュリオロックは、取り付けの工事は必要なく、鍵の部分に両面テープ貼り付けるだけで簡単に設置できるものでした。
キュリオロックを見つけた時は、これだと思い即ポチしました。
キュリオロックをつけて良かったポイントは、以下の3つです。
- 扉の開け閉めがスマホから操作可能
- 玄関前に来ると自動で鍵が開錠する
- 玄関の内側に設置するため、外観が悪くならない
ガデリウスの玄関ドアを購入予定または、すでに購入されてスマートロック化したいという方にキュリオロックはおすすめです。
キュリオロックについて、詳しくはこちらの記事に書いています。
定期的にメンテナンスをしなければいけない
ガデリウスのドアは、定期的に以下のメンテナンスが必要です。
- 日焼けによる色褪せ防止のための再塗装
- 玄関ドアの閉まりにくさ防止のための蝶番の調整
それぞれについて紹介していきます。
日焼けによる色褪せ防止のための再塗装が必要
ガデリウスの玄関ドアは、木製ドアなので日焼けにより色褪せてしまいます。
色褪せを防止するため、定期的に再塗装が必要です。
私も重い腰が上がらずに2年間メンテナンスを放置していましたが、いざやってみると半日で作業が終了。
色褪せていた玄関ドアが蘇り、とても良い色合いになりました。
再塗装すると色合いが良くなるだけでなく、玄関ドアの色褪せ防止にも繋がります。
ガデリウスの水晶は年間2回の塗装ですので、我が家は年末年始休みとゴールデンウィークに再塗装を定期的に実施しています。
また、使用する塗料は、オスモカラーというガデリウス推奨の塗料がありますので、そちらを使用してください。
オスモカラーは塗料の伸びや発色がよくおすすめです!
再塗装の方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
定期的に蝶番の調整が必要
ガデリウスは玄関ドアに重量があるため、重みで玄関ドアのバランスが崩れてしまいます。
そのため、定期的に蝶番にある調整ネジをドライバーで締めて調整しなければいけません。
玄関ドアのバランスが崩れることでドアが閉まりにくかったり、ドアに隙間が空いてしまいます。
最初はメーカーの人に来てもらい手直しをしてもらいましたが、本来は自分でやる必要があります。
メーカーの人に教えてもらったので、今では半年に一度くらい蝶番の調整をしています。
調整方法の詳細は、ガデリウスのHPに掲載されていますので、こちらで確認してください。
ガデリウスを使ってみたメリット
メリットは、以下の3つです。
木製ドアのデザインが良かった
まずはなんと言ってもまずはこれです。
白い外壁の家に木製のドアの風合いは最高にマッチしました。
我が家ですが、かなり良いデザインになったと思います。
自分が気に入ったデザインのお家に住みたいですよね。
仕事から帰ってきた時などライトアップされているお気に入りの玄関ドアを見て癒されています。
また、小窓がついたドアにしたので、季節にごとにクリスマスリースやハロウィン飾りを飾っています。
妻がリースを作って飾っていますが、何やら毎回楽しそうに作っています。
玄関でも寒くない
玄関は家の中と比べて、以下の理由から寒くなりやすいです。
- 人が出入りするたびに冷気が入ってくる
- 玄関ドアの素材
- 玄関を設けている方向
- 暖房が届かない
実家は玄関ドアが開いているのではないかと思うほど寒かったです。
ですが、我が家の場合は、玄関ドアの結露もなく冬でも寒くありませんでした。
断熱性の高い玄関ドアにして良かったと思いました。
玄関の中に光が入る
小窓がついた玄関を選んだので、日中に小窓から光が入り玄関が明るいです。
玄関が南側にあることや内装の壁が白いこともあり、希望通りの間取りとなりました。
玄関ドアの上に小窓をつけるデザインもありますが、夏は日射が入ってくるため断熱性の高い窓を採用しなければ玄関が暑くなりすぎる可能性があります。
まとめ
今回の記事では、我が家が選んだガデリウスの玄関ドアについて紹介させていただきました。
玄関ドアは顔なので、個性が出やすいですよね。
我が家の玄関ドアは、断熱性の高いものを採用したため、冬でも玄関が寒くならず家全体が暖かくいです。
また、白い外観とガデリウスの玄関ドアがマッチして、いい雰囲気となりました。
玄関ドア一つで家全体の印象も変わるので、楽しみながら選んでみてください。
ガデリウスに関係する記事や我が家が建てたパッシブハウスについても記事を書いています。
これから家づくりをする人に向けて精一杯書いていますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
コメント
当方もガデリウス玄関ドア採用していますが、ドアの蝶番調整中々うまくいかず、何かコツなどあれば教えていただきたいです。
こんにちは!
コメントありがとうございます。
蝶番調整は私も毎回、微妙な加減に苦慮しています。
コツとまではいきませんが、メーカーの方に聞いた方法と私の経験からコメントさせていただきます。
ドアのバランスと隙間の確認を意識して調整しています。
ドアのバランスは、ガデリウスは重たいので、戸先側の下側に向かってドアのバランスが崩れます。(メーカーの方から教えていただきました。)そのため、吊元側に引っ張り上げるように蝶番の調整ネジを締めています。
こうすることで、戸先側の下側にあった隙間がなくなっていきます。
また、隙間の確認は内側からドアの密着を確認しています。この時、隙間風が入ってくるのがわかります。わかりにくい場合は、手の指を濡らして確認すると風がさらにわかりやすくなります。
私はこの二つを行うことで、隙間が調整できています。しかし、バランスがだんだん崩れるので、定期的に調整が必要にはなりますが…
説明不足の点は、またコメントをいただければと思います!